
妥協のない結論へのこだわり

日常の仕事としては、全国の工務店・ビルダーなどから依頼を受けて、分譲企画、プランニング、CGパースの制作を行う部署です。たとえば、ある会社が土地を購入して、そこで4棟ぐらいの建て売り分譲を行う場合、分筆をし、収支も合い、売れるプランニングを考えます。そのときにプランニングに対するアプローチの方法はいろいろあります。街並み、車の止めやすさ、間取りの広さ、外観デザイン、エクステリアなど、何を優先してプランニングするかを、お客様とのやり取りの中で決定していきます。
優先順位はありますが、安易な妥協はしないというのが自分のこだわりのひとつです。間取りを考えるうえで「この部分を犠牲にすれば納まりがいいけれど」という場面もあります。でも、そこまで積み上げてきたアイディアを一度白紙に戻す結果になっても、妥協のない結論に持ち込まなければ自分の気が済みません。

建築に精通しているから可能なリアルCG
デザインセンターを利用していただく上で大きなメリットのひとつは、CGパース制作も社内で行っている点だと思います。制作過程での変更にも柔軟に対応しますし、最終的なクオリティにも自信がありますね。細かなディテールの表現や正確なビジュアライゼーションは建築に精通しているものだからこそ出せる技だと思います。
リアルなCGは、実施設計段階でのデザインシミュレーションに不可欠ですし、施工段階ではディテールの指示、確認に使用されます。特に、エンドユーザーへのプレゼンテーションには空気感のあるリアルな表現が大きな効果をもたらします。当社のお客様には「デザインセンターのパースがなければ成り立たない」と言ってくださる方がたくさんいます。そんな言葉をいただくと本当に励みになります。
使い勝手と、質感の良いデザインを求めて

いいデザインって何だろうって、時々考えることがあります。デザインに関しては、建築とは違う分野から刺激を受けることも多いですね。自分はプロダクトデザインにも興味があって、実際に家具や家電のコンペにも作品を出したりしたこともあります。デザイン的に優れたプロダクト商品は、一見機能性は二の次のように映るものもありますが、使ってみるととてもに使い勝手がいいものが多いんです。日本には国際的にも評価の高いデザイナーが様々な分野にいますが、それが生活に取り込まれているかどうかと考えると、水準的には低いんじゃないでしょうか。デザインが生活を豊にするという体験的価値観は、まだまだこれからのような気がします。
建築に話しを戻すと、クライアントが望んだ結果かもしれませんが、奇抜ではあるけど機能性はどうなの?という住宅がコンペで賞を取ってたりするのを見ます。自分にとっての「いいデザイン」は使い勝手が良くて、質感が感じられるというのが重要なファクターだと思うので、そういう住宅に出会うと燃えますね。
これからの目標ですか?
そろそろ自分の家を持ちたいってことですね(笑)もちろん自分の設計で。
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