長期優良住宅認定、マンション低迷 客のニーズとずれ
date : 2009.08.27
欧米並みの寿命を持つ住宅に地方自治体がお墨付きを与える「長期優良住宅制度」で、マンションなどの共同住宅の認定戸数が低迷している。制度を始めた6月以降、一戸建ては順調に増えているものの、共同住宅は一戸建てのわずか3%。顧客のニーズと認定基準にずれがあるとみられ、国土交通省は「共同住宅対策」を検討する方針だ。
長期優良住宅は劣化対策や維持管理など九つの基準を満たし、100年以上持つと見込まれる住宅。長持ちさせて、住居費の負担を軽くしたり、廃材の削減で省資源化を進めたりすることが目的だ。住宅購入者が申請し、認められると所得税控除など税制優遇が受けられる。
国交省によると、7月の認定数は一戸建てが4629戸に対し、共同住宅は12戸。一戸建ては6月(2181戸)から2倍以上になったが、共同住宅は6月(187戸)の10分の1以下だ。
国は制度開始後2~3年をめどに一戸建て、共同住宅とも新築の10%が長期優良住宅になると見込むが、共同住宅は申請が少なく新築に占める認定物件の割合(6月)は0.56%と、一戸建ての6.27%に大きく水をあけられている。国交省住宅局は「認定基準か、認知不足か原因を調べ、住宅メーカーへの補助制度の拡充なども考えたい」としている。
Asahi.com
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