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2010年03月10日

トリックPK

先日のJリーグ開幕戦、サンフレッチェ広島対清水エスパルス戦、こんな珍プレーがあった。

サンフレッチェがPKを獲得し、FW槙野がボールをセット。

右利きの槙野は助走のためにゴールに背を向けて左寄りに後退。

天を仰ぎ集中しているそぶり。

が、その瞬間、ペナルティーエリア右寄りにいた佐藤寿人が急にダッシュして、

左足でボールをネットに流し込んだ。

清水の選手も会場も一瞬ポカ〜ン。

フリーキックの場面では、よく見かけるトリックプレー。

審判も得点を認めた。

試合後のコメントで寿人、「いつかやってやろうと思っていた」。


・・・ところがこれ、ルールに照らし合わせると「反則」だったのだ。


「ペナルティキックを行う競技者は特定されなければならない」(サッカー競技規則第14条)


ようするに、PKは蹴る前に「誰が蹴る」と特定されていなければならないので、

今回のようなフェイクは反則なのだ。

主審は今後処罰があるようだが、試合結果は覆らない。


たまにサッカーでは誤審が問題になる。特にゴールシーンでの「インかアウト」というところで。

そこでボールにICチップを埋め込む、判定用ビデオを導入するなどの電子システム化が検討されてきたが、

先日、国際サッカー評議会の年次総会で結論がでた。

「効率、正確性、コストの面で導入はない。また、今後は検討もしない」と。

サッカーの審判、誤審に関する見解にぶれは無い。

「それもこれもひっくるめてサッカー(ゲーム)なんだ」ということ。

P1020693.jpg

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